１．計画の策定趣旨

　政府が定めた「デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針」において、デジタル改革が目指すデジタル社会のビジョンとして、「デジタルの活用により、一人ひとりのニーズにあったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会～誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化～」が掲げられています。
　このビジョンの実現のために、本市においても「輪島市ＤＸ推進計画」を策定することで、デジタル化を通じた市民サービスの質的向上と行政事務の効率化を図るとともに、SDGs （持続可能な開発目標）が掲げる「誰一人取り残さない持続可能で多様性と包括性のある社会」の実現に資するよう、デジタル社会の構築に向けた取り組みを推進いたします。

２．計画の位置づけ

　本計画は、「第2次輪島市総合計画（後期基本計画）」等の上位計画と整合を図りながら、官民データ活用推進基本法（平成28年12月14日公布）、デジタル手続法（令和元年5月31日公布）、総務省「自治体デジタル・トランスフォーメーションDX推進計画」（令和2年12月25日策定）を踏まえ、情報化分野における具体的な取組方針を示し、その施策を加速させるものとして策定するとともに、本市の官民データ活用推進施策における基本的計画として位置づけます。

３．計画の期間

 　本計画の期間は、「第2次輪島市総合計画（後期基本計画）」の計画期間と同じく令和4年度（2022 年度）から令和8年度（2026年度）までの5か年とします。計画の期間内であっても、デジタル技術の進展や社会情勢の変化等で計画の変更が必要となる場合は、随時計画内容を見直すものとします。

輪島市DX推進計画（令和4年9月1日策定）