健康は人生の目的ではない。しかし、健康を失えば満足な生活を送ることはできない！

　日本人の死亡原因は癌と心臓病、脳血管障害が大部分を占めています。いわば癌と生活習慣病が私たちの最大の健康の敵であるといえるのです。前者に対しては早期発見が最も大切なことはご存知のとおりです。また、生活習慣病は健常な生活を維持することで予防が可能です。

 

　これらの疾患はいずれも自覚症状のないままに潜在的に進行し、顕在化した時点では私たちの人生の目的の達成に重大な影響を及ぼしかねず、ついには生命をも失う結果にもつながってしまうことになります。

 

　私たちは自身の人生の目的を達成するために、自身の健康状態を自身で把握し、健常に維持していく必要があります。市立輪島病院の健診室では、癌の早期発見と生活習慣病の予防に重点を置いた人間ドックのコースを用意しております。

 

　また、昨今では高齢化に伴い健康寿命を意識する方も増えています。これからのシニアライフをアクティブに過ごすため、ご自身の身体機能の状態を認識することが重要と考え、新たにシニアコースを設けました。早期発見・早期改善につながり、これからの生活が豊かになる一助となれば幸いです。