当院の取り組み

当院でのお産

フリースタイル分娩　：　自由な姿勢でお産ができます。

自然分娩　：　不必要な医療介入は行いません。

カンガルーケア　：　赤ちゃんが産まれたらすぐに抱っこできます。

母子同室　：　入院中赤ちゃんとずっと一緒に過ごすことができます。

母乳育児　：　楽しく母乳育児を続けられるよう支援しています。

自由な姿勢でのお産はお母さんの「生む力」赤ちゃんの「生まれようとする力」を十分に引き出すことができます。それにより自然なお産ができ、赤ちゃんも元気に産まれてくることができます。

ベッドの上でのお産になります。分娩台は使用しておりません。

原則、会陰切開は行っていません。（胎児仮死の時や会陰の伸びが悪く分娩の進行を妨げている場合のみ会陰切開を行っています）できるだけ会陰の傷ができないように、無理にりきまず、ゆっくりとしたお産を心がけています。

産婦さんが望めばどなたでも可能です。特に条件はありません。帝王切開の方はご主人の立ち会いが可能ですが、事前にご相談下さい。

分娩後すぐに裸のままの赤ちゃんを抱くことができます。

お母さんに抱かれることによって、赤ちゃんは安心して泣きやみ、呼吸や体温が安定します。

また、お母さんの常在菌が赤ちゃんの肌につくことで、他の悪いばい菌が感染するのを防いでくれます。お母さんも赤ちゃんを抱っこすることでお産の疲れを癒すことができます。

帝王切開の方もカンガルーケアができます。

出産直後より母子同室を行っています。

赤ちゃんが欲しがるときに授乳でき、赤ちゃんの１日の様子もよく分かるようになります。入院中に赤ちゃんのお世話に慣れておくと、退院後の母乳育児がずっと楽になります。

　WHO・ユニセフの母乳育児を成功させるための１０か条を実施しています。

【当院における母乳育児の基本姿勢】

　お母さんが自然に快適なお産が出来るようにいつもそばにいます。また産後の母乳育児がスムーズに出来るようにしています。

　生後30分以内に母乳を飲ませられるようにお手伝いをします。

　お母さんと赤ちゃんがいつも一緒にいて、いつでも欲しがるときにすぐに母乳をあげることが出来るように母子同室を勧めています。

　赤ちゃんに母乳以外の栄養や水分が必要な時には、お母さんにご相談させて頂きます。

　お母さんが母乳育児について不安なこと、心配な事があるときは、いつでも相談に応じています。

　退院してからもお母さんが安心して母乳育児が続けられるように、病院と地域の保健師さんたちと協力し連携をとっています。

　私たちは多くのお母さんが母乳で楽しく育児を続けていけるように日々学習し、協力していきます。

できるだけお母さんが望む方法でお産と育児をしていただいています。

母親教室（前期・後期）、産後２週間健診、１ヶ月健診、すくすく相談２ヶ月児、母乳育児サークル「スマイルキッズ」なども行っています。